貯金をコツコツとしていって、初めて1000万円貯まった時は感慨深いものがありますよね。
1000万円という金額は大きなひとつの目安かと思います。
ただ、金額が大きくなってきたからこそ1000万円をどう使うか真剣に考えなければなりません。
考えなしに1000万円を使ってしまったり貯金のままにしておくと、とっても損してしまいます。
本記事では、1000万円あったらできることや絶対にやるべきことについて解説していきます。
まとまった金額についての使い道については別記事にも解説していますので良ければそちらも合わせてお読みください。


1000万円でできることは何がある?
まずは、手元にドンと1000万円あったらどのようなことができるのか考えてみましょう。
夢に見た高級車を買える
1000万円あれば憧れの高級車も購入することができます。
例えば、ポルシェのシリーズを見てみましょう。

参照:PORSCHE
1000万円を超える車も多数ありますが(笑)、1000万円あれば憧れのポルシェを購入することができます。
さらにこれは新車価格ですので中古車にすれば好きなモデルを選べると言ってもいいでしょう。
ポルシェに限らず1000万円あったら、高級車をかなり好きに選ぶことができます。
憧れの贅沢旅行にいける
また、1000万円あったら超贅沢な旅行に行くことも可能です。
豪華客船で世界を一周する飛鳥Ⅱについて見てみましょう。

参照:JTB
こちらは104日間かけて世界一周する豪華客船のクルーズ旅行です。
船内の設備は本当に豪華ですし、3カ月半も休暇がないと日程的にもいけませんから、まさにリタイア後の夢と言えますね!
お値段は客室のランクで大きく差がありますが、1000万円あればC:スイートまで選ぶことができます。
今すぐ起業できる
ここまでは贅沢について見てきましたが、1000万円あったら違った種類の夢もかなえることが可能です。
そんな風に思っている人も多いのではないでしょうか。1000万円あったらそれを元手に今すぐ起業することが可能です。
- オシャレなカフェをオープンする
- 自分のラーメン屋を出店する
- 焼肉屋を開く
- 会社をM&Aして起業する
- 不動産オーナーになる
方法は様々です。自分の好きな形で起業することができます。それも、今すぐにできるのが嬉しいですね。
ここまで、やってみたい1000万円の使い方について見てきました。どれも魅力的でしたね。
ですが、1000万円あったら実はこういった使い方をすべきではありません。
気持ちは分かりますが、1000万円をただ消費してしまうのは本当にもったいないです。その理由を解説していきます。
1000万円あったら絶対に消費しない方が良い理由
1000万円あったら、使ってしまうのではなく資産運用する方が絶対におすすめです。
それは、なぜかというと1000万円という大きな金額になってくると資産運用の効果が段違いに大きくなるからです。
例えば、100万円を年利10%で資産運用した時と1000万円を年利10%で資産運用した時の違いを比較してみましょう。
スタート | 100万円 | 1000万円 |
1年後 | 110万円 | 1100万円 |
5年後 | 161万円 | 1611万円 |
10年後 | 259万円 | 2594万円 |
15年後 | 417万円 | 4177万円 |
20年後 | 672万円 | 6727万円 |
元手が100万円だと20年間も資産運用して572万円のプラスにしかなりませんが、元手が1000万円であればなんと5727万円のプラスです。
もっと短い時間軸で考えてもその差は歴然です。
100万円を資産運用しても1年で10万円にしかなりませんが、1000万円が元手であれば100万円の利益です。
つまり、元手が大きければ大きいほど資産運用は大きな力を発揮するので1000万円あったら絶対に資産運用すべきです。
では、どんな方法で資産運用していけばいいのでしょうか?順番に見ていきましょう。
1000万円を資産運用する3つのポイント
リスクとリターンの考え方
まずは、資産運用するにあたって重要なポイントを学んでおきましょう。
一つ目はリスクとリターンの概念についてからです。資産運用ではとにかく大きなリターンを狙えばいいという訳ではありません。
なぜなら、狙うリターンが大きくなればなるほどそれに応じてリスクも高まるからです。すなわち、大きな損をする可能性が高くなるということです。
イメージにするとこんな感じです。

参照:りそなグループ
横軸で右に行けば行くほどリスクが上がります。そして、縦軸で上に行けば行くほどリターンが増えます。
リターンが高い商品、つまり、上にある商品は横軸で見ても右側にあることが分かりますね。
単純に大きな利回りを狙えばいいという訳ではないのです。あくまでリスクとリターンのバランスを考えることが重要です。
狙うべき利回りはどれくらい?
それでは、どれくらいの利回りを狙うのが適正なのでしょうか。
1000万円を資産運用するのであれば、目標とすべき利回りは10%ほどです。
30%や50%といった高すぎる利回りはリスクが高すぎるので狙うべきではありません
しかし逆に、1%や3%といった小さいリターンを狙うのもおすすめしません。
1000万円は大きな金額ですが、ものすごく大きな金額ではないので1%や3%といった利回りでは効率よく資産が増えていかないからです。
リスクは抑えつつ出来るだけ効率よく資産を伸ばすためには、10%程度の利回り目標がベストだと思います。
時間は有効活用すべき
最後のポイントは、時間についてです。
1000万円を元手にした資産運用では、残念ながら「配当生活だけで生活する」なんてことはできません。
つまり、本業をやりつつ資産運用も同時に進めていく必要があります。
そんなとき大切になってくるのが時間です。資産運用に時間を取られて本業がおろそかになっては本末転倒です。
プロに資産運用を任せてしまえば、自分の手は空きますので自由に時間を使うことができます。
「時間」はお金より大事!といってもいいくらいですので、とても重要なポイントです。
1000万円を運用するおすすめの方法
3つのポイントを満たす資産運用
さぁ、それではこれらのポイントをおさえた資産運用にはどんな方法があるのでしょうか。
一番強くおすすめしたいのは、ヘッジファンドに依頼して代わり資産運用してもらう方法です。
そう思うのも無理はありません。ヘッジファンドで資産運用する事は、欧米の富裕層の間では当たり前ですが、日本ではまだ普及していないため日本人の認知度はそこまで高くありません。
ですが、ヘッジファンドは資産運用のプロフェッショナル集団で投資信託やファンドラップとは比較にならないパフォーマンスを示しています。
ヘッジファンドの過去のインデックスと日経平均を比較したグラフを見てみましょう。

こちらのヘッジファンド指数は、3000以上ものヘッジファンドのパフォーマンスをまとめたものです。
1999年末からの成績を比較すると、日経平均は41%しか成長していないのに対して、ヘッジファンド指数は+504%も成長しています。
長年にわたってハイパフォーマンスを維持できる理由
なぜ、ヘッジファンドは長期的に良い運用成績を残せるのでしょうか?
それは、下落相場でも大きな損失を出さない卓越したリスク管理を徹底しているからです。
先程のパフォーマンス比較をもう一度見てみましょう。

リーマンショック後にどちらも下落していますが、日経平均が半分近くまで下落したのに対して、ヘッジファンド指数は10%台におさまっています。
マーケットが悪い時でも損失を抑え、場合によっては利益を出すこともあるのでヘッジファンドはパフォーマンスが安定して良いのです。
そして、資産運用するならヘッジファンドがおすすめです。
更なるヘッジファンドの魅力やおすすめの個別ヘッジファンドについては下のランキングでも紹介していますのでぜひそちらも確認してみて下さい。